background

【ご支援のお願い】ながめくらしつ『ライフワーク』再演支援プロジェクト始動

 

これは、ながめくらしつのレパートリー作品として生み出された『ライフワーク』の再演を続けるためのご支援をお願いするプロジェクトページです。

直近の再演となるのは、 2023年9月に兵庫県豊岡市で開催される豊岡演劇祭2023フリンジ部門【セレクション】公演 です。今回は一般公募選考に採択されての公演で一定の支援金をいただいており、チケット収入も予定しています。しかし、昨今のさまざまな価格上昇や世相により宿泊費や輸送費の増加が避けられず現時点で15万円程度の不足が想定されています。 マイナスは自己負担する覚悟で臨んでおりますが、極端に負債が増えると今後の再演がより困難となってしまいます。

その事態を避けるため、そしてこれからもこの作品の再演を継続していきたい意思を示すため、かねてより温めていたこのプロジェクトを立ち上げました。

その第1弾「ながめくらしつ『ライフワーク』再演支援プロジェクト2023」として、前述の2023年9月再演に向けたご支援のお願いさせていただきます。

なぜこの作品が特別に再演の必要性を持つのか、どういう思いで再演を繰り返そうとしているのか、ご支援が集まった場合に何に充当させていただきたいのかについて、長文ではありますがメッセージを書きました。少しでもこういった試みや運営の裏側にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご一読ください。

豊岡演劇祭での再演に関しては、すでにチケットをご予約いただき、ご来場予定を立ててくださっている方も多く本当にありがたい限りです。観に来てくださるだけでも十分な応援になっております。

もしも、今回の再演ご来場が難しい方の中で、以前に『ライフワーク 』やながめくらしつの作品を観て「頑張ってほしい」「次の再演の機会を待っている」等と思っていただける方がいらっしゃいましたら、ご支援を検討頂ければ幸いです。

『ライフワーク』再演支援プロジェクト2023
☞特典内容の詳細及びお申込みはこちら

《ご支援コースと特典》
A:2,000円|特典:御礼手書きポストカードの郵送
B:5,000円|特典:限定オンラインレポート(目黒記)
C:10,000円|特典:公演全編記録映像+A+B

★本作品の再演に関するご相談やご提案も歓迎です。
(資料等のご用意もあります。お気軽にご連絡ください)

 

◆「ながめくらしつ」とは

2008年にジャグラー目黒陽介により結成され、現在は国内における数少ない現代サーカスカンパニーとして活動し、多方面で評価されています。ジャグリング等のサーカステクニックを基底に音楽やダンスなど多様なジャンルのアーティストと積極的に協働し、数々の作品は劇場のほか、大道芸やフェスティバル、美術館、学校公演など幅広く展開されています。また、作品の上演だけにとどまらず、市民や演者へ向けたワークショップを実施する等、さまざまな面で現代サーカスシーンの普及・発展に努めています。

「現代サーカス」は、国内シーンにおいてはまだまだ黎明期のジャンルですが、1970代にフランスで誕生して以降、現在も欧米を中心に世界中で展開されています。近年では来日公演なども行われるようになり、その言葉を見かける機会も増えてきました。日本においても、ここ十数年で、現代サーカスを身近な文化として根付かせ育てようとする試みが少しずつ起きていますが、国内で一定の活動を継続できている団体は数えるほどしかありません。

そうした状況の中、「ながめくらしつ」は、国内の現代サーカスカンパニーの先駆け的存在として、これまで15年間活動を継続してきました。

しかし今、コロナ禍を経て、あらゆる芸能分野での活動が苦しくなっています。現代サーカスも例外ではなく、認知度や支援体制の少ないこのジャンルにおいては、創作活動を継続するための負担がより一層増加しています。

この厳しい現実を前向きに乗り越えようと生まれたのが『ライフワーク』です。

◆『ライフワーク』とは

この『ライフワーク』は、ながめくらしつ主宰の目黒陽介が、今持てる技術や表現のすべてを注ぎ込んだソロのジャグリング舞台作品です。文字通り、自身の”ライフワーク”として一生をかけて、回を重ね、少しずつ変化させながら、これからも繰り返し上演していく作品にすべく創り上げられ、2022年6月に東京で初演されました。

これまでの「ながめくらしつ」の作品は、集団でのパフォーマンスと多様な舞台美術、サーカス器具、そしてサイトスペシフィックな作風を特徴としています。それらは忘れ難い景色を観客の皆様と共有できる代わりに、どうしても大がかりなものとなり、再演が困難であるという悩みを抱えていました。

一転、再演を前提とした本作の出演者は1名のジャグラーとミュージシャン、最低限の舞台装置のみ。この作品であれば、各地での再演・巡演を積極的に行うことができます。一人でも多くの方へこの作品を届け、実際に目の当たりにしていただき、映像では伝えきれない空間のライブ感、現代サーカスの魅力を存分に味わっていただきたいと強く願っています。

2022年10月には、長野県松本市で開催された「FESTA松本2022」にて招聘され、再演を行いました。そして次の再演は前述の豊岡演劇祭2023【セレクション】公演です。また、新たに上演関連企画としてジャグリングの体験教室も開催します。鑑賞と実体験の両方を通して、野外でのエンターテイメントとしての「ジャグリング」の表現と広がり、屋内での舞台芸術/現代サーカスとしての側面、モノを扱うことの純粋な愉しみをともに知っていただく契機になればと願ってます。

◆支援金の使い道

支援金は、唯一にして最大の舞台美術である壁の輸送費と宿泊費の不足分補填に使用します。今回の再演に必要な目標金額を超えた場合には、次なる再演に向けての資金として丁重にお預かりさせていただきます。

☟ご支援の詳細&お申込みフォーム☟

特典内容の詳細とご支援の流れのご確認、お申込は以下フォームからお願いします。

  • フォームが上手く表示されない場合はこちら